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異文化交流事業部 出張授業を行いました

みなさんこんにちは!
国際協力NGO風の会 異文化交流事業部です!!

11月5日・12日の2日間、都立芦花高校の1年生を対象に1日目はカンボジアについて、2日目はボランティアについてをテーマに出張授業を行いました。
授業内では私たちからのレクチャーに加えて実際にカンボジア現地の動画を観てもらったり、生徒の皆さんに「学校に行くことが出来ないことから生じる問題や負の連鎖」と「その負の連鎖から抜け出すための方法」について考えてもらうワークや「ボランティアは自己満足なのか?」について考えてもらうワークも行いました。

終了後に高校生にアンケートを行った結果、

・詳しい情報やグループディスカッションでみんながどう考えているのかが分かった。
・普段自分からあまり調べないようなことを知ることができて、ディスカッションをすることで意見交換をすることができた。
・ただ支援が必要ではなくなぜ支援が必要なのかが分かりやすく伝わってきた。自分もボランティアに参加したいと思えた。
・カンボジアについては、ニュースでも現地について放送することとかが少ないので、自分から見ようと思うことは無かったが、興味も出たし、他の国の情報が知れて良かった。
・高校生ができるボランティアは、外国に行けないから大したことはできないんじゃないかと思ってきたけど、授業を通して身近にできることがたくさんあったことを知って、これから何かやってみたいなと思いました。
・今回の授業でボランティアに対する意識が大幅に変わったと思います。 発表してくださった風の会の皆様の様子から、難しいが、たいへんやりがいのある活動なのだと思いました。 私がこれから参加できるかはまだ分かりませんが、機会があればぜひ参加したいです。 これからはボランティアの正しい情報を知り、支援者の存在を応援していきたいと思います

等の感想をいただくことができました。(上記はアンケートからの抜粋です。)

「学校に行くことが出来ないことから生じる問題や負の連鎖」と「その負の連鎖から抜け出すための方法」について考えてもらうワークや「ボランティアは自己満足なのか?」について考えてもらうワークを行った際の生徒の皆さんの考えは、普段実際に国際協力を行いながら考えている私たちの考えよりも視野が広く、私たち自身も改めて考えさせられるものがたくさんあり、逆に生徒の皆さんからたくさん学ばせていただけたと思います。

出張授業では私たちが生徒の皆さんに教える立場ではありますが、むしろ生徒の皆さんから学ぶことがたくさんあります。実際に中高生の頃に大学生から国際協力や現地についての授業をしてもらい、考えを深める良い機会が中高生側にありながら、私たち自身が国際協力や現地についての学びや考えを深める良い機会にもなっており、改めて「出張授業って素敵な活動だな!」と感じました。
今後の展望としては、今まではカンボジアについての授業やボランティアについての授業をメインに行っていましたが、今後はラオスについての授業も行っていきたいと考えています。また、今まで連絡を取っていた学校とは別に出張授業先の新規開拓もしていきたいと思います。

 

また、最後になりましたが、2021年も風の会を応援していただき、ありがとうございました。
2022年もよろしくお願いいたします。

みなさん、良いお年をお過ごしください!!

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