カンボジアの高校生を日本に招待するために

 

~子供たちの将来からカンボジアの発展に活路を~

将来の夢を追うことが難しい。そもそも将来の選択肢が限られている。そんな子ども達がカンボジアには数多くいます。
カンボジアの教育は現在大きな発展を遂げています。しかし物質的な支援が多い中で、人とのつながりや経験的な支援は行き届いていません。実際に「海外、特に日本に興味があって、そこで学びたい」「これからいっぱい勉強して自分が生まれた村の状況を改善したい」「海外がどんなものか見てみたい」と多くの中学生、高校生が語っていましたが、それは金銭面でも知識面でも難しい。カンボジアの現在の平均年収は1200米ドル(約18万円)、生活費は一人当たり月額3〜40ドルとなっていますが、農村部と都市部の間で給与の差は大きく開いています。そのため、海外に行ったり、留学したりすることを考えること自体が、子ども達にはないことが現状です。現在物質的な支援が足りてきているカンボジアで必要なのは「人にアプローチする支援」、「学びの機会を作る」こと。
この指とまれプロジェクトではカンボジアの子達に日本で学ぶ機会を作ります。

 

 

PLAN-計画-

  • 2024年4月末 クラウドファンディング終了
  • 2024年7月 日本に招待
  • 2024年8~9月 リターン発送

【渡航中のプログラム】

  • 学校見学
    日本の学生がどのような環境で授業や学校生活を送っているかを体験する。
  • 日本の学生との異文化交流
    異文化交流を通して色んな価値観、考え方に触れてもらいたいと思います。具体的には、日本の学生と双方に交流できるようなコンテンツを考えています。
  • 教育に関係する施設訪問
    今回招待するソクホールちゃんが関心をもつ「教育」について色んな視点から学んでもらいたいです。彼女の教育への問題意識を直接ヒアリングできる場を設けます。

このようなプログラムを通じて、カンボジアの子どもたちが新たな視野を広げ、自分たちの将来について考えるきっかけを提供します。

 

INVITEE-招待予定者-

”カンボジアの将来を考える子を日本に招待したい”

招待予定者の紹介

私たちが日本に招待したいと考えているのはサムダッチ高校に通う10年生のKoy Sokhourちゃんです。*写真左

ソクホールちゃんの夢は数学の先生になることです。得意の数学を生かして彼女自身が先生という教育機関の一員になることで、カンボジア国内の教育システムを変えていきたいと私たちに話してくれました。

 

彼女が考える1番の課題はカンボジア国内における教育システムで、貧しいために学校に通えない子どもたちがいること、せっかく学校に通えたとしてもそれぞれの事情で中退してしまい、それがきっかけで犯罪に手を染めてしまう学生が大勢いること、教師の質が必ずしも保証されているわけではないことなどあらゆる問題があるといいます。

 

このようなカンボジア国内の教育に関するあらゆる問題を改善して解決するために、今回私たちのプロジェクトに応募してくれました。実際に日本の学校を見たり、学生と交流したりすることで日本とカンボジアでは教育システムにどのような違いがあるのか学ぶことができ、学んだことを将来彼女の夢である「先生」になることで、カンボジアの子どもたち、そしてカンボジアの教育機関の発展に貢献してくれると私たちは願っています。

ABOUT US-弊会のご紹介

  • 特定非営利活動法人国際協力NGO風の会
  • 1999年 設立
  • 2011年 NPO法人格取得
  • 会長 宮瀬英治
  • 代表 千葉爽汰
  • ビジョン: 「すべての子どもたちが未来への希望を持てる社会」

概要

  • カンボジア / ラオスの教育自立支援
  • 早稲田大学を中心に約70名の学生を主体に活動
  • 年に2回、カンボジアへ渡航ラオスへは支援を拡大中

過去の活動

  • カンボジア王国バッタンバン州のロムチェック小学校
  • コットム小学校
  • キリ―サラケウ小中学校
  • トゥルコキ中学校

以上4つの小中学校建築・増築・事後支援 渡航時には訪問して子どもたちへのセミナーと交流、先生たちへのヒアリングを実施。

私たちの日々の活動・追加情報はInstagram・Facebookで確認できます。ぜひフォローしていただき応援していただけます。

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”子どもは国の将来である”

私たちが実際にカンボジアに渡航し、そこで感じたのは「一回の子供達に対してのセミナー」「一回の物質的な支援」「一回の資金の支援」ではカンボジアの発展には限界がある。もっと”人”からアプローチして根本的な部分から変えていかないといけない。

この指とまれPROJECTは、孤児院で出会ったある少女との出会いがきっかけで始まりました。
その少女は電気もガスも水道すらも通っていない村の出身であり、それほど都会ではないバッタンバンの街をみた時でさえ感動したといっていました。
彼女はその村に貢献するために日本語を学び、日本語で問題なく会話できるほどに勉強していました。
そんな彼女のひたむきな姿に感銘を受け、このような子が日本で学ぶ機会を持つことで、その子自身が大きく成長するとともに、カンボジアの発展にも貢献ができると考えこのプロジェクトは動き出しました。

まだ十分な機会を持てていない子ども達。
到底恵まれているとは言えない環境のなかでもひたむきに努力を続ける子ども達。

そんな子供たちの未来を広げるお手つだいを私たちと一緒にしていただけませんか?

ご支援のほどよろしくお願いします。

 

いただいた寄付金に関しましては以下の通りに利用しようと考えております。

・渡航費(往復)  100,000 円

・パスポート申請費 12,500 円

・ビザ申請費    3,500 円

・宿泊費(10日間) 70,000 円

・食事代(10日間) 30,000 円

・交通費      10,000 円

・保険料      4,000 円

合計       230,000 円 (一人当たり)

 

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