◆弊会が行う5つの支援事業
1.校舎の老朽化に伴う新校舎建設事業
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ナンサイター村小学校の校舎は1997年にフランスの援助のもと、地方自治体によって建設されました。校舎には教室が3室と職員室が1室、そして物置があります。
建設から約20年経った現在、老朽化によって天井には穴が開き、柱も朽ち始めています。
いつ壊れてもおかしくない校舎での授業は生徒にとっても教師にとっても非常に危険です。
また、雨季には雨漏りが、乾季には強い日差しが差し込み、質の良い授業を展開するには難しい状況となっています。
弊会は現在の校舎を取り壊し、校舎を新たに建設し、生徒と教師の安全を確保することで教育の質の向上を目指します。また、継続的な支援で新校舎を永く使用することを目標とします。
2.新校舎移転先選定事業
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現在の小学校の校舎は幹線道路に隣接しています。よって、自動車が通るたびに、大きな音と土ぼこりが侵入してくるため校舎は非常に汚れやすくなっています。
教室間の移動の際には一度道路に出る必要があり、安全性にも問題があります。
また、雨季になると毎年のように洪水被害に見舞われています。そのたびに授業を中断せざるを得ない状況が続いています。
弊会は新校舎を現在の場所ではなく、他の安全な場所に建て替えることで生徒と教師の安全性を確保し、教育の質が向上することを目指します。
3.トイレ・手洗い場建設事業
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現在の小学校にはトイレと手洗い場がありません。よって、生徒や教師は誰かの家のトイレを借りるか、外で用を足すしかありません。
ラオスでは、特に農村部では、衛生に関する設備や教育に遅れがあるためこのような学校が今でも数多く存在します。
そのため、下痢などの症状で体調を崩す生徒が数多くいます。
弊会はトイレと手洗い場を建設し、また、トイレの使い方や手の洗い方などを教える衛生教室を定期的に行うことで生徒と教師の安全性を確保し、教育の質の向上を目指します。
※写真は弊会が以前カンボジアの学校に設置したものになります。
4.絵本寄贈事業
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現在の小学校には図書館がありません。ラオス全体として小学生が本や絵本に触れる機会はほとんどありません。
弊会は国内でご寄付いただいた絵本に翻訳シールをはって支援先の小学校の各教室に送ることで本や絵本に触れる機会を提供し、教育の質の向上を目指します。
5.異文化交流事業(オンライン出張授業)
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弊会では以前から異文化交流を目的とした出張授業を国内外で行ってきました。
コロナ禍の現在もオンラインで開催するなど工夫を重ねて継続しております。
今回の支援先の小学校の地域では通信状況が安定していることからオンラインでの交流が可能であると判断しました。
現在、こどもたちが心から「楽しい」と思ってもらえるような授業を展開できるように準備を進めています。
◆最後に
最後までご拝読いただきありがとうございました。
弊会は上記の5つの事業を通じ、ハード面、ソフト面においてバランスの取れた総合的な支援を行ってまいります。
あなたも私たちと一緒に「すべての子どもたちが未来への希望をもてる世界」を実現しましょう。
皆さんのご参加を弊会一同お待ちしております。